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【国産ノコギリ】日本に生息しているノコギリクワガタの野外個体の入手について

日本には4種16亜種が存在していますが、採集禁止になっている種類も多くいます。 (ミクラノコギリを亜種としてカウントした場合)

今回は国産ノコギリクワガタのうちワイルド個体を入手可能な種類についてまとめてみました。

BE-KUWAの35巻や55巻で国産ノコギリの特集がありますので、興味のある方は是非購入してみてください。(ヤフオクやフリマ等で出品される事があります。)

情報は執筆時点のものになります。


国産ノコギリの中で野外品が入荷する種類

離島に生息している種類の中には保護のために採集が菌糸されている種類が多くあります。

野外個体から累代を開始したい!という方向けに野外個体が流通する種類をまとめています。

採集可能な種類の中でも特定の島では採集禁止の場合もあるので注意してください。

野外採集可能な種類は

  • ノコギリクワガタ(本土ノコギリ)
  • クチノエラブノコギリ
  • ミヤケノコギリ
  • ヤクシマノコギリ
  • アマミノコギリ
  • トクノシマノコギリ
  • オキノエラブノコギリ
  • オキナワノコギリ
  • クメジマノコギリ
  • イヘヤノコギリ
  • ハチジョウノコギリ

という感じですが、種類によって野外個体の流通量が大きく異なるので流通量別に紹介していきます。

流通量が多い種類

まずは流通量が多く、夏になると昆虫ショップやオークション等で多く流通する種類を紹介していきます。

・本土ノコギリ

北海道から九州まで幅広く生息しており、国産ノコギリの中でも最も入手しやすく流通量が多い種類です。

野外品が多く流通しているため、流通のほとんどが野外個体で飼育個体はあまり流通しません。

日本各地に生息していますが伊豆大島、壱岐島の2産地は大型個体が多い産地として有名で特に人気が高いです。

・アマミノコギリ

国産ノコギリの中で最も大きくなる種類であるアマミノコギリも野外品が多く流通する種類で、奄美大島笠利町のラベルが大半です。

本土ノコギリとは異なり飼育品もそこそこの値段になるためか飼育個体も多く流通し、特に80mmを超えるような特大サイズは高値で取引されています。

・トクノシマノコギリ

上記の2種に比べると知名度も人気も低いですが昆虫ショップやオークションでも野外個体を目にする機会が多い種類です。

・オキナワノコギリ

意外と昆虫ショップで野外採集品を見ない種類ですが、人口の多い沖縄本島に生息しているのでオークション等で多く流通している種類です。

あまり人気がないのか安価で取引されており入手しやすい種類となっています。

そこそこ流通する種類

続いては先ほど紹介した4種には劣るもののそれなりに流通している種類を紹介します。

・オキノエラブノコギリ

沖永良部島に生息しているノコギリクワガタで多くはありませんが、野外個体が流通することがあります。

2022年にはクワガタ工房虫吉さんに多くの個体が入荷していました。

虫吉さんから購入したwild個体

・ヤクシマノコギリ

比較的最近亜種に分類された種類で、人気もあるので野外個体も比較的高値で取引されています。

オークションや昆虫ショップ等で姿を見ることができます。

あまり流通しない種類

ここに書いている種類は不人気?や野外個体の数が少ない等の理由であまり野外個体が流通しない種類です。

・クチノエラブノコギリ

・ミヤケノコギリ

・クメジマノコギリ

・イヘヤノコギリ

・ハチジョウノコギリ

野外個体の流通量が少ない種類でもヤフオク等で稀に出品される事があります。

野外個体が見つからない場合はWF1など自己採集個体を累代した個体であればそれなりに流通しているのでソチラも探してみてください!

おまけ:国産ノコギリを購入するのにオススメのショップ

オークションでの入手も良いですが、専門店であれば取扱量も多く安心して取引する事ができます。

国産ノコギリを入手するのに最もオススメのショップはクワガタ工房 虫吉です。 地元の福岡県の採集個体・累代個体の販売もありますが九州の離島のノコギリクワガタの採集個体・飼育個体も多く取り扱っています。

私が飼育している個体もここから購入した個体も多いです! 良かったら覗いてみてください。

https://www.mushikichi.com/SHOP/1102995/list.html

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