広告 ノコギリクワタガタ

【飼育記】ハスタートノコギリクワガタ(Prosopocoilus hasterti hasterti)

ブラックハスタートはソロモン諸島のブーゲンビル島、コロンバンガラ島、ベララベラ島に生息しているはすたーとノコギリクワガタの原名亜種で、先に流通していたモイニエリが黒とオレンジのツートンカラーだった事から黒色のハスタートノコギリという事でブラックハスタートという流通名が用いられています。

ドルクスの仲間を思わせるようなノコギリクワガタらしからぬ横幅が特徴の種類で、流通量は少なくないですがそこそこの値段で取引されています。


ブラックハスタートについて

ブラックハスタートはソロモン諸島のうち、ブーゲンビル島、コロンバンガラ島、ベララベラ島に生息している種類で、流通しているのはコロンバンガラ島、ベララベラ島の2産地を見た事があります。(ベララベラ島の方が流通量多めです。)

和名ブラックハスタート
学名Prosopocoilus hasterti
生息地ソロモン諸島(ブーゲンビル島、コロンバンガラ島、ベララベラ島)
飼育ギネス
野外ギネス

ハスタートノコギリクワガタはこの記事のブラックハスタート原名亜種で、マライタ島に生息しているモイニエリ亜種、ナカゴメイ亜種がいます。

どれも流通量はそれなりにありますが、値段は安定してそこそこしている印象があります。

ブリードに使用する個体の紹介!

今回ブリードに使用する個体はドルクスグッズさんで購入した個体で、羽化して半年くらいしてからブリードに使いました。 

このガタイのある感じがカッコよい種類ですが、いかにもメス殺ししますよという顔をしているので顎を縛って1週間ほど同居しました。

メイトガードも交尾も確認できませんでしたが、しっかり成熟するまで放置待っていたので割と安心して産卵セットに放り込みました。

産卵セットは以下の感じです

産卵セット

飼育ケース:コバエシャッター中

マット:産卵一番

産卵木:Mサイズ

温度:25度

自分の中では産卵一番というマットに対して絶大なる信頼をおいており、とりあえず確実に欲しい種類には産卵一番を使用しているのですが、ノコギリクワガタに対しては成績は微妙なんですよね…

もうちょっと発酵が進んだマットの方が良いのでしょうが、やっぱり産卵一番に頼ってしまいます!

結局2ヵ月ほどセットしており・・・

結果は幼虫×11、卵×4でした!

自分でブリードする分には十分ですが、そのまま再セットしてみました!!

回収した幼虫は全てDOSの3次発酵マットの800ボトルに投入しています。

次に割り出し個体から♂は1400の一本で返してみたいです…!

2023/5/12 割り出し 2回目

上記の割り出しの後に再セットを組んでいましたが、すぐに♀が落ちていたので割り出しを行いました。

潜ってもいない感じだったので、前回の割り出し時に割らなかった材を解体し、材から3頭の幼虫を回収しました。

こちらの幼虫はある程度成長していて1♂2♀だったので、♂は1400のボトルに入れています。

2023/5/20 追記

2023年4月4日に回収した4つの卵ですが、実は未だに孵化してきません…

無精卵だとは思いますが、もう少し様子をみたいと思います。 

-ノコギリクワタガタ