数年ぶりにクワガタ飼育を始めて一番ギャップがあったのが産卵木の値段で、以前に比べてかなり値上がり&良質な材が少なくなっているように感じました。
高い材を買えば間違いないのは分かっているけど高くて・・という私が自己流で材を柔らかくしている方法の紹介です!!
記載している内容は自己流なので試す際は自己責任でお願いいたします。
①産卵木を冷凍する!!
個人的に最も簡単な方法が産卵木に加水して冷凍庫にいれるという方法で、これは水が氷ると体積が1.1倍になる事を利用して木を柔らかくすることを目指しています。
加水→冷凍→解凍→加水・・・
というのを何度が繰り返す事である程度は柔らかくなります。
個人的には下で紹介している自作バクテリア材がオススメですが、この方法はとにかく早くできるという点がメリットで、冷凍庫と材があればできるという手軽さも良いです!
②自作バクテリア材を作る!(オススメ!!)
個人的に最もオススメな方法がバクテリア材を自作するという方法で、こちらは時間がかかりますが硬い材でもかなり柔らかく仕上げる事ができます!
カブトムシの糞が必要ですが、効果は抜群です!
作り方は
①使用する材に軽く加水(皮がある場合は加水した後に皮むき)
②カブトムシの糞を集めたマットの中に①で加水した材を埋める
このままお好みの硬さになるまで放置!!(元の材の硬さにもよりますが、1~2ヵ月程度)
バクテリア材はカビが生えにくいという特徴もあり、マットの上に産卵木を転がすだけのフタマタクワガタなどにも非常に良いです!!

上の画像はマンディブラリスの原名亜種(ボルネオマンディ)に使用した時の画像で、元はかなり安いボダ木でしたが、1ヵ月ほど漬けてばっちり産卵してくれていました!
産卵木の割り出しが嫌いなので基本的に材にのみ産卵する種にしか使用していませんが、ボーリンフタマタ(バミノルム)、マンディブラリスフタマタ(原名亜種)、フォルスターフタマタ(原名亜種)の産卵に成功しており、フタマタには特に相性が良いように感じています。
送料込みで1本あたり200円くらいの最安値クラスの材をまとめ買いして、バクテリア材に加工して使用していますがかなり満足いく結果になっています。
ショップで買うと結構な金額するバクテリア材も自作でそれっぽい感じに作る事ができるので気になる方は是非試してみてください!!
ただ、時間がかかるという点が難点ではあります…
上のQBOXなどの容器にカブトムシの糞を入れてその中に産卵木を埋めるような感じに作っています。
QBOXは隙間からコバエが入ってくるので新聞紙を挟むなどの対策が必要です。
ちなみに、漬けこみすぎると分解されすぎて手に持つと崩れるくらいにボロボロになってしまうので注意してください…
この他にも材を柔らかくする方法はありますが、今回は2種類の方法を紹介してみました!